「海維新の志士 体験塾 響灘ース」が6月16日(土)下関市で行われました。
子どもたちは、唐戸市場で流通の仕組みを学んだり、海岸では生き物の調査を行いました。
10人の子どもたちが訪れたところは下関市の唐戸市場です。
唐戸市場は、地元の漁師さんたちが獲得したり育てた魚も直接販売している全国的にも珍しい形態の市場です。
農産物も扱っていて、いわば”関門の台所”です。
この日は、流通の仕組みを学びました。
市場を散策しながら、講師の酒井一さんに質問をぶつけていきます。
下関といえばやはりフグ。
「フグの毒をとるのは誰でもできるんですか?」という質問をすると、
講師からは「資格がいります。フグを扱う免許がいります。
この市場の人はみんな免許を持っているのでフグを扱うことができます。」と
答えが返ってきました。
また、料理教室にも参加しました。
タコのぬめりと臭みの処理を教えてもらうと、
子どもたちからは「すげー!ぬるぬるしてないよね」「臭くない」と、”塩をかけてもむ”という秘訣に驚いていました。
午後からは、場所を土井ヶ浜に移しての生き物調査です。
砂浜にはどんな生き物がいるのか、実際に砂をとって調べていきました。
砂をほっていくと・・・?いました。
子どもたちは、スナモリガニ、ナミノコガイを手にとっては、それぞれの特徴を学んでいきました。
砂浜の植物についても勉強しました。
風が強い日が多い砂浜には背丈の低い草が多く、虫の生息場所になっていること。
浜の草と陸の草が違うこと。
普段何気なく目にしていることにも、様々な人が関わっていて工夫がされていること、
生き物の目線で観察すると不思議なことがたくさんあることなど、
子供たちにとっては発見の連続の一日となりました。
それぞれのコース(響灘コース、日本海コース、瀬戸内海コース)に参加した子どもたちによる海維新サミットは、8月8日周南市で開かれることになっています。
イベント名 | 海維新の志士 体験塾 響灘コース |
参加人数 | 10人 |
日程 | 平成30年6月16日(土) |
場所 | 下関市 |