「海維新の志士 体験塾 瀬戸内海コース」が6月30日(土)山口市で行われました。
全国的にも貴重な干潟は、どのような環境で、どんな生き物が住んでいるのか。
子どもたちは、五感を使って学んでいました。
瀬戸内海コースには、14人の子どもたちが参加しました。
まずは、干潟について学びました。
干潟とは、引き潮の時に遠浅の浜が広々と現れるところで、海水と陸からの淡水がまじりあい汽水になるところ。
そこには、貝やカニ、ゴカイ類が生活し、渡り鳥の中継地にもなっているとても貴重な場所です。
子どもたちは、双眼鏡を使って、野鳥の観察をしました。
また、椹野川河口の干潟では、カブトガニが確認されています。
カブトガニは、2億年前からその姿を変えていない「生きた化石」とも言われている貴重な存在です。
カブトガニの生態についての説明にしっかりと耳を傾けたあとは、実際にカブトガニに触ったり、手の上に乗せたりしていました。
干潟で貴重な生物に、アサリも忘れてはなりません。
アサリの色や模様の違いについて考えたり、アサリが海水をきれいにする浄化作用があることに、
子どもたちは驚いていました。
それぞれのコース(響灘コース、日本海コース、瀬戸内海コース)に参加した子どもたちによる海維新サミットは、8月8日周南市で開かれることになっています。
イベント名 | 海維新の志士 体験塾 瀬戸内海コース |
参加人数 | 14人 |
日程 | 平成30年6月30日(土) |
場所 | 山口市 |