山口県は三方を海に開かれた”海口県”。
そのすばらしい海を未来につなげるため、「海と日本プロジェクト in やまぐち実行委員会」では
5月26日(土)「海維新の志士 立志塾」を開催しました。
会場の山口きらら博記念公園には志士候補の小学5・6年生31人が集まり、
まず大島商船高等専門学校の行平真也准教授から海の話を聞きました。
行平准教授は童謡「海」の歌詞に沿って、海はどんなに広くて大きいか、海を介してどんな交流が行われているのか、そしていまどんな課題があるのかを説明しました。
このあと子どもたちは近くの海岸に出て、きらら浜自然観察公園の原田量介園長らに指導を受けながら、
干潟の生物や鳥、海藻を観察しました。
普段は何気なく見ている海でも、専門家のちょっとしたアドバイスでいろんな発見につながるようです。
子どもたちはグループになって、自分が気付いたことや驚いたことを話したり紙に書いたりして交流しました。
この立志塾は、海維新の志士となるための第一弾で、子どもたちはそれぞれに海について学び、未来につないでいくという志を立てました。今後は6月に山口県の三方に広がる海=日本海、響灘、瀬戸内海を舞台にした体験塾で学びを深め、手作りの新聞にまとめます。
そして8月に周南市の海を臨むレストランで開かれるサミットに臨み、意見交換をしながら共同宣言を採択して志士の認定を受け、山口県への提言やさまざまな発信を行うことになっています。
イベント名 | 海維新の志士 立志塾 |
日程 | 平成30年5月26日(土) |