8月5日(月)未来ふくふく調査隊が調査の最終日を迎えました。
この日は「養殖現場の最前線」の調査と「調査結果の発表」、そして調査隊としての提言をまとめていきました。
3回にわたる調査を終えて、子どもたちが抱いた”海を未来につないでいく”思いとは・・・。
ミッション①「養殖漁業の現場を調査せよ」
下松市栽培漁業センター。
ここでは、養殖漁業の現場を見学です。
水槽や事務所を見て回り、どんなことが行われいるのかを教えてもらいました。
ミッション②「養殖現場の最前線を調査せよ」
流通しているフグの9割が養殖ものという話を、前回の調査で学びました。
この日は、日本の最先端、もっとも進んでいる下松市のフグの養殖の話について聞きました。
また、バイオテクノロジーを用いたフグの養殖技術についても教えてもらいました。
ミッション③「伝統のフグはえ縄漁を学べ」
周南市が発祥のフグはえ縄漁についても学びました。
3回にわたってフグについて学んできた調査隊。
これまでの調査の結果を一人一人が新聞にまとめました。
印象に残ったこと、どんな風なことを感じたのか、自分の視点で1枚のオリジナルの新聞記事に仕上げました。
写真やイラスト、グラフなど、工夫もいっぱいですね。
その新聞をみんなの前で発表しました。
みんな、それぞれのテーマで考え、上手にまとめています。
さぁ、調査隊としての任務もいよいよラストスパート。
フグを通して学んだ海について、未来ふくふく調査隊としての提言をまとめていきます。
まずは、班ごとに「海の現状」「このままだとどうなる」「どうしたいいだろう」の3点に分けて、意見を出し合いました。
フグの漁獲量が減っているのはなぜか、20年後の海はどうなっているか、山口県のフグをもっと有名にするにはどうする?などなど、フグの気持ちになって考えてみました。
この提言をまとめたものは、8月23日に山口県の村岡知事に伝えることになっています。
最後に、未来ふくふく調査隊の修了証が手渡されました。
調査隊のみなさん、お疲れ様でした。
「聞こうよ、フグの声!守ろうよ、未来の海!」をスローガンに結成した未来ふくふく調査隊。
フグについて学び、様々な体験を通して、海の環境や未来につなぐためにできることを考えてきました。
これからも一人一人が出来ることを考え、海を未来につないでいきましょうね。
イベント名 | 未来ふくふく調査隊 |
日程 | 8月5日(月) |
場所 | 下松市栽培漁業センター、国民宿舎大城 |