「 こんにちは!
わたしは山口県を代表する魚 フグ です。
最近ちょっと困っているんです。
住んでいる海の環境が変わってきて居心地が悪くなったり、
これまで見たことが無かったような魚に出会って怖い思いをしたり。
このままではどうなるだろうかと心配です。
山口の小学生の皆さん、どうしたら私たちが安心して暮らし続けられるか、考えてもらえませんか?・・・・ 」
聞こうよ、フグの声!
守ろうよ、未来の海!
海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会 は 立ち上がりました!
2019年6月23日(日)
県内の小学生たちが、山口市秋穂(あいお)に集結!
海と日本プロジェクト「未来ふくふく調査隊!」の結成です!!!
さっそく調査開始です!
※ちなみに山口県は河豚をフグと濁らず、ふく(≒福)と呼ぶことがあります。
未来ふくふく調査隊の隊員となった子どもたち、早速今回のミッションが言い渡されました。
ミッションは4つ。
子どもたちは各グループに分かれて、調査を進めていきました。
ミッション①フグについて学べ
下関市の水産大学校の准教授で魚類の遺伝学などを研究する高橋洋先生から、
生き物としてのフグ、食べ物としてのフグについて話を聞きました。
ほどなくして、お昼の時間。
おーっ?!
お弁当の中に、フグが入ってる!!
美味しいから、ペロリと平らげてしまったけれど・・・。
毒があるフグなのに、どうして安全に食べられるの???
そんな子どもたちの疑問には、下関市の水産大学校の辰野竜平先生が答えてくださいました。
ミッション②フグの赤ちゃんと初対面!
水槽の中で泳いでいるのはフグの赤ちゃん。
ふ化しておよそ2か月のトラフグの稚魚です。
じっくり観察していきます。
大きさ、色、形、動きなどなど、ワークシートに丁寧にスケッチしていきました。
細かいところまで観察していくと、なぜ?という不思議も出てきましたよね。
ミッション③フグのゆりかごを調査せよ
場所は変わって、栽培漁業センター内を見学です。
卵から育てていること、養殖と違うことを聞きました。
中には、カメラを片手にしている子も!
調査隊らしくて頼もしいです。
さぁ!どんどん調査をしていこう。
ミッション④フグの赤ちゃんを海に送り出せ
近くの海岸で、フグの稚魚を放流しました。
その数500匹。
2つの大きな水槽からフグをバケツにすくって、波打ち際に放流しました。
今回の調査は、ここで終了です。
5時間にも及ぶ調査、お疲れ様でした。
どうでしたか?-「海に行けてよかった。」「トラフグとかフグの種類がいっぱいあることに驚きました。」
次回の調査は、7月25日です。
フグを専門に取り扱う下関市の南風泊市場などを見学する予定です。
イベント名 | 未来ふくふく調査隊 結成式&基礎調査 |
参加人数 | 約50人 |
日程 | 2019年6月23日(日) |
場所 | 山口県内海栽培漁業センター(山口市秋穂東5179) |
主催 | 海と日本プロジェクトinやまぐち実行委員会 |
協力 | 山口県教育委員会 |