8月23日(日)に岩国市ミクロ生物館で「ふわふわクラゲ実験教室」が開かれました。
何なに?
クラゲ・・・実験?!
ワクワクしてきましたね。
どんな実験教室だったのか、のぞいてみましょう。
「ミズクラゲ」
日本近海で一番よく見ることができるクラゲです。
クラゲと言えば・・・ほとんどの方がこのクラゲをイメージされるでしょう。
半透明で、円盤型。
ふわふわゆらゆら揺れる姿に、癒される~という方も多いですよね。
教室では、ミズクラゲの一生やクラゲの分類方法、食べ物などを教わりました。
ここで、ミズクラゲの秘密を一つ。
このクラゲ、刺されても痛みを感じることは少ないそうですが、実は毒が強いんだそうです。
毒針が短いため人間にはあまり痛みを感じないとか・・・。
また、ミズクラゲは現在一種類ですが、地域によって体の構造や成長段階などの違いがあるそうです。
今後、何種類かに分けられる可能性があるそうですよ。
続いて、実験です。
行った実験は「クラゲの毒針発射実験」と「海水にいるプランクトンの観察」。
ゆったりと浮かぶクラゲからは想像もつかないほどに、一瞬にして毒針が発射されました。
また、エサを捕まえるときの体の一部や色がさまざまに変化する様子も観察できました。
参加した9人の子どもたちは、顕微鏡を使ってクラゲをじっくり観察したり、スケッチをして、クラゲの生態について学んでいきました。
教室の講師を務めた、なぎさ水族館の濱津芳弥さん。
濱津さんは「子どもたちはとても興味深く観察してくれました。クラゲに限らず、私たちにつながる海から環境のことに興味を持っていただきたいです。」と話していました。
また、クラゲの魅力について「水分がほとんどで脳みそもないのに生きていて動いていること。研究が進んでいないので、現在次々と新種や発見があるところなども魅力です。」と話していました。
クラゲの生態、知れば知るほど不思議がいっぱいですね。
イベント名 | ふわふわクラゲ実験教室 |
日程 | 令和2年8月23日(日) |
場所 | 岩国市ミクロ生物館 |