新たな化石が発見されました!
アンモナイトの仲間ではないか・・・と見られます。
こちらが、今回新たに発見された新種のアンモナイト。
よくよく見ると・・・。
茶色のしましま、ぐるぐると渦巻き状。
巻き貝に似たからだに・・・ん?!顔が。
おまけに、ぱっちりとした目がこちらを見ています。
これは一体?!
学芸員の藤川さんの鑑定によると、その名は「パンモナイト」。
「パン」?!
そう言われると、なんだかいい香りが漂ってきそう。
美祢市の秋吉台科学博物館。
ここでは、去年からこの時期ユニークな展示を行っています。
新種のアンモナイトの化石として公開が始まった「パンモナイト」。
2体のパンモナイトが展示されています。
茶色のしましま模様が渦を巻いて、アンモナイトの特徴をばっちり捉えています。
アンモナイトは、中世代から白亜紀末まで世界の海洋で栄えていました。
渦巻き状の形をした化石は”化石の王様”と呼ばれていて、その種類は1万種もあります。
秋吉台でも、約3億年前に生息していたアンモナイトの化石が発見されています。
秋吉台科学博物館では、地域の自然に興味を持ってもらおうと、4月1日のエイプリルフールにちなみ、去年から「架空」の化石を公開する企画をネコ寺で知られる萩市の雲林寺と始めました。
パンは、宇部市の松月堂製パンが製造し、一部の直営店ではミニサイズのパンモナイトも販売されています。
学芸員の藤川さんは「最初は難しいことを考えずに、自分の目で見て直接見て、おもしろいな、楽しいな・・・そこがスタートだと思います。その感覚を持った後に、改めて周りの世界観、例えば秋吉台の草原を見ることで新しい発見につながればと思います。」と話していました。
ユーモアあふれるパンモナイトは、5月5日まで展示されています。
また、期間中の毎週木曜日には先着10人にミニパンモナイトが配られます。
これは、見にいかナイト♪
イベント名 | パンモナイト |
日程 | 令和3年4月1日~5月5日 |
場所 | 秋吉台科学博物館 |