和船競漕「おしくらごう」は、萩市の玉江浦地区に毛利藩時代から約300年にわたり受け継がれています。
ねじりはちまき、下帯姿の若者たちが和船に乗り、掛け声に合わせて櫓をこいでいく、初夏の萩の風物詩です。
新型コロナウィルスの影響で一昨年、去年と中止を余儀なくされ、今年は3年ぶりに開催されます。
おしくらごうは、玉江の厳島神社の例祭に併せて行われます。
橋本川下流域の往復1.2キロで競われます。
和船は3隻。
船には若者7人が乗り込み、5人が櫓を2人が櫂を操ります。
息を合わせて櫓をこぐ力強さ、スピード、はじけとぶ波しぶきは迫力満点です。
また、和船競漕では女性の部に4チーム、一般の部に11チームがエントリーしています。
今年初めて女性の部を設けました。
どのような競漕になるか、楽しみですね。
萩は、松本川と橋本川が日本海へ通じる三角州の上に発達したまちです。
水の都ともいえる萩のまちで、受け継がれた文化を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
イベント名 | 萩の和船大競漕~おしくらごう~ |
日程 | 令和4年6月5日(日) 8:30~13:00 |
場所 | 萩市玉江浦 橋本川下流 河川敷 |