山口県が日本一の漁獲量を誇るアマダイについて学んだ”アマダイを調べ隊”。
隊員の1人である島田弦くんがまとめたアマダイについてのリポートを紹介しましょう。
島田弦くんは小学6年生。
アマダイを調べ隊の隊員としてこの夏萩市・長門市を訪れて、アマダイの生態や漁法、海の環境の変化などを学びました。
手に持っているのは、アマダイについてのリポートです。
専門家たちによる話や定置網漁の見学・干物づくり体験に加えて、自分で調べた内容を1冊にまとめました。
島田くんのリポート、どんな内容になっているのでしょうか?
少しだけ拝見です。
2日間の調査では、実際に漁師の方からアマダイの漁法を教わったり、漁獲量の減少を食い止めるため資源保護に取り組んでいる栽培漁業センターも訪れました。
アマダイが育つ海はどんな海なのか?を探るために定置網の現場を漁船に乗って見たり、萩の海は火山が作った豊かな漁場であることも学びました。
リポートでは、自分で見て、聞いて、体験したことがよくまとめられていますね。
特に力を入れたのがアマダイのイラストだそうです。
調査をするにあたり、デジタルカメラを持参してたくさんの写真を撮っていましたが、手書きのイラストにこだわりました。
何度も何度も描き直しをしたそうです。
表紙のアマダイは厚紙を使って表現してみました。
調べたことを自分の言葉や絵などで表現して伝えるって大事ですね。
これまでアマダイを食べたことがなかった島田くん。
調査をしていくうちに、アマダイが非常に希少価値が高く、様々な人が守ってきたことを知りました。
一番印象に残っている体験は稚魚の放流。
アマダイを含む海の資源をこれからも守っていかなければならないと感じたそうです。
8月26日(月)山口県庁で行われた知事報告では、代表の1人として体験を発表し、提言書を読み上げました。
島田くんは「身近な人たちにアマダイについて伝えていきたい。」と話していました。
アマダイを調べ隊に参加してくれたみなさん、この体験を生かしてこれからも豊かな海を守る活動を続けてくださいね。
応援しています!