瀬戸の海を提灯がおだやかに照らす・・・管絃祭。
下松市笠戸島で行われる深浦管絃祭が7月19日(金)に行われます。
下松市笠戸島の深浦地区では、打瀬船に50数個の提灯を灯し、月の昇りと同じ頃に船を出して海の中に建つ明神様に海の安全祈願をお参りします。
橙色の灯りに浮かび上がった船が雅楽と共に笠戸湾を渡っていく光景は厳かです。
深浦管絃祭
◆日時 7月19日(金)午後5時~(*船出航は午後7時30分からの予定)
◆場所 下松市笠戸島 深浦公民館・深浦桟橋
◆問い合わせ先 深浦公民館 0833-52-0948
ちなみに、管絃祭とは旧暦6月17日に行われる厳島神社の祭礼行事で、平清盛が始めたとされています。
都で行っていた管絃遊びを厳島神社の祓神を慰める神事として執り行うようになりました。
現在、厳島明神様の祭られている土地を明神と呼び、笠戸島の深浦西ケ浴に厳島明神様が祭られています。