”生きている化石”と言われるカブトガニ、約2億年前からほとんど姿を変えていません。
干潟の埋め立てなどにより生息地が減少し、今では環境省レッドリストで絶滅危惧種Ⅰ類に指定されています。
県内で生息が確認されているのは、山口湾・平生湾・千鳥浜の3つの地域のみです。
中でも、山口湾は比較的繁殖状況がよい、全国的にも貴重な地域です。
椹野川河口域・干潟自然再生協議会では、山口湾の干潟でカブトガニ幼生の生息調査と小学生等を対象とした観察会を行います。
カブトガニ幼生生息調査では、山口カブトガニ研究懇話会(代表 原田直宏さん)の指導の下、干潟を歩きながら調査します。
カブトガニ観察会では、干潟に生息するカブトガニや干潟にすむ生きものとふれあいます。
山口湾カブトガニ幼生生息調査・観察会
◆日時 2020年8月22日(土)13:30~17:30
◆場所 旧山口県漁業協同組合山口支所(山口市秋穂二島437)
→作業説明後、干潟(長浜)に車で移動
◆定員 カブトガニ生息調査:60人(中学生以上) 観察会:30人(小学生以下は保護者同伴)*先着順
◆申込 申込書をメールまたはFAXまたは郵送
*申込書は山口県自然保護課のHPでダウンロードできます。
◆申込期限 2020年8月13日(木)
◆問い合わせ先 山口県環境生活部自然保護課(椹野川河口域・干潟自然再生協議会 事務局)電話:083-933-3060
新型コロナウィルス感染症拡大防止のためにマスク着用、また熱中症対策にも十分ご注意ください。
応募要項をよく読んでご参加ください。