カブトガニ。
およそ2億年前からその姿をほとんど変えていません。
まさに、生きている化石です。
山口湾にはカブトガニが生息しています。
6月~8月の満潮時が産卵時期で、幼生は干潟で暮らし、大人になると少し離れた沿岸部に移動して生活します。
山口湾は比較的繁殖状況がよく、貴重な地域です。
椹野川河口域・干潟自然再生協議会では、平成18年度から毎年この時期に生息調査を行っていて、今年度も干潟でのカブトガニの生息調査に参加していただける方を募集しています。
生息調査では、山口湾の干潟をおよそ1キロを歩きながら、カブトガニの幼生の生息数や大きさ、生息地点を調査していきます。
膝までの長靴は必需品です。
干潟を長く歩きますので、熱中症対策を十分に行いましょう。
また、小学生等を対象とした観察会では干潟にすむ生き物を観察します。
カブトガニやカニなどを水槽に入れて、じっくり間近に見ることができます。
触ることもできるチャンスですよっ。
地域の自然や生きものを通して、子どもたちの環境学習にもつながりそうですね。
カブトガニ幼生生息調査・観察会
◆日時 8月31日(土)12:00~16:00 *観察会は12:30集合
◆場所 旧山口県漁業協同組合山口支所 (山口市秋穂二島437)
→事前説明後、自家用車で各自干潟に移動
◆参加費 無料
◆定員 生息調査:60名程度(中学生以上)
観察会:30名程度(小学生以下は保護者同伴)
*先着順*申し込み多数の場合は募集を締め切ることも。
◆申込 8月23日(金)までに申込書を郵送、FAX、メール等で提出
◆問い合わせ 山口県環境生活部自然保護課 TEL:083-933-3060 FAX:083-933-3069
〒753-8501 山口市滝町1-1(山口県庁2階) Mail:a15600@pref.yamaguchi.lg.jp