和船競漕「おしくらごう」は、萩市の玉江浦地区に藩政時代から約300年にわたり受け継がれています。
ねじりはちまき、下帯姿の若者たちが和船に乗り、掛け声に合わせて櫓をこいでいきます。
櫓をこぐ力強さ、はじけとぶ波しぶき、湧き上がる歓声・・・初夏の萩の風物詩です。
おしくらごうには、3隻が出ます。
橋本川の往復1.4キロで競い、若者たちが白熱したレースを展開します。
毎年、1万5千人の人でにぎわいを見せます。
また、公募参加による中学校・一般の和船競漕も行われます。
今年は地元の中学生たち8チーム、一般には16チームが参加します。
直線距離300mでスピードを競う勝ち抜き戦。
漕ぎ手5名、舵取り1名(補助員1名も乗船)合わせて7名が和船に乗り込み、ゴールを目指します。
今は、練習の真っ最中だそうです。
地元の伝統文化を肌で感じることができるなんて、貴重な体験ですね。
あたたかい声援をお送りください。
おしくらごう 萩の和船大競漕(同時開催 玉江浦ふるさとまつり)
◆日時 2019年6月2日(日) 9時~13時
◆場所 萩市玉江浦(橋本下流域河川敷)
◆問い合わせ先 萩市水産課 0838-25-4195