海洋分野での課題を見つけ、人と海との未来を創り出す仲間づくりのための取り組み「マリンチャレンジプログラム2023」の全国大会が2月18日、東京都で行われ、防府市立国府中学校からの発表も行われました。
2017年度からスタートしたこちらの取り組みは日本財団が推進しているもので、海・水産分野・水環境にかかわるあらゆる研究に挑戦する10代の次世代研究者を対象に、研究資金助成や研究コーチによるサポートが行われています。
全国大会では、2023年8月、5つの地区ブロックで開催された地方大会で全40チームの中から選抜された15チームによる口頭での研究発表が行われました。
最優秀賞に選ばれたのは東京都の佼成学園高校のチームで「カルシウムがザリガニに与える影響」を研究テーマに発表。導き出した仮説をクリアに証明するため、検証を地道に積み重ねたサイエンスの王道をゆくアプローチという点が授賞の決め手となりました。
山口県からは防府市立国府中学校に通う5人の生徒が参加し「山口県の漂着ゴミ調査~プラゴミからカブトガニと鳴き砂を守れ~」を研究テーマに発表、主催者賞に選ばれました。
マリンチャレンジプログラム2023の実施概要や全国の採択チーム・研究テーマ一覧は、Webサイトからご覧いただけます。ぜひアクセスしてみてください。
また、このイベントの模様を3月16日(土)のナビすた!(午前10:20~)内で放送します。
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