海外の観光客からも人気の角島大橋、その先にある角島。
今回は、初夏の角島で珍しい生き物に出会ってきました。
通常の砂浜は、含まれる貝は2割以下ですが、大浜海岸は7割近いために、とても白いんです。
というのも、
・沖に暖流が流れて温かく、
・水深の浅い海が続くので、
貝がとても生息しやすいんです。
中でも、県外からも探しに来る人がいるという希少な貝が・・・「ユリヤガイ」
大きくても5ミリという小ささです。
見つけるコツは、波が引いた後の貝殻が残っている筋を辿ること。
砂が白くて見つけやすいことがこの海岸で見つけられる理由です。
ユリヤガイの緑色は、エサとなる海藻の色です。
その葉緑素を体内で光合成するために「光」が必要なユリヤガイ。
そのため、光を通すことのできるきれいな海でないと生きられません。
しかし、海岸には海外からの漂着ごみなどが打ち上げられる光景が当たり前のようになりました。ボランティアが清掃活動をして守っています。
今回案内していただいた豊北町自然観察指導員の藤岡達雄さんは
小さな生き物を通じて美しい海を未来につなぎたい・・・と海の大切さを伝えます。
5月23日 さわやかモーニング 放送