今回は、環境省の「プラスチックスマート」=海を汚染するプラスチックごみを減らしていこうというキャンペーン「海ごみゼロアワード2020」にエントリーしている活動を紹介します。
光市の虹ケ浜は、県内でも屈指の景観を誇る海水浴場です。
8月23日(日)光市の市民グループ「ひかりエコメイト」が、海岸に住む生き物の観察会と漂着ごみに関する学習会を開きました。
一見すると、とても美しい砂浜ですが、様々なごみが漂着していました。
30分ほどで、こんなにたくさんのごみが・・・。
集められたごみの中には・・・・ボロボロになった発砲スチロールやペットボトル。
これらが細かく砕かれていくと、「マイクロプラスチック」になるのです。
「こういうふうに発砲スチロールがボロボロ欠けていく。これがマイクロプラスチックになっていくんですね。」と話すのは、ひかりエコメイトの藪博昭代表です。
ペットボトルのごみについては、
「プラスチックは透明なものですから、クラゲと間違えて魚がエサだと間違えて食べてしまうこともあります。」と指摘していました。
マイクロプラスチックの大きさは2ミリから5ミリ。
この小さなごみが、海岸に住むさまざまな生き物の命を脅かしているのです。
参加者たちは「いつも遊んでいる虹ケ浜を少しでもきれいにできたらいいなと思って参加しました。ちょっと歩いただけでもすごい沢山のプラスチックごみがあったのでびっくりしました。」
「せまい区域の中でもプラスチックがあれだけあるということは、虹ケ浜の海岸はすごい広いから、どれだけあるんだろうって思いました。」と話していました。
8月31日(月)KRYさわやかモーニング 放送