海洋ごみの約8割は街からのごみだというデータがあります。
驚いた方も多いのでは?
そこで、「街中からきれいにしよう!」と早朝から街の清掃活動を行っている周南市のグループの取り組みを紹介します。
「徳山あちこちクリーンプロジェクト」。
今月19日(水)早朝にJR徳山駅周辺で行われた清掃活動は、今回で21回目を数えました。
地元の企業、商店街の人たち約70人が参加しました。
9月12日からスタートする「秋の海ごみゼロウィーク」に連動していて、街中の清掃活動が海をきれいにすることにも大切な役割を果たしています。
海洋ごみの約8割は、陸地から川を伝って海に流れ出たものです。
世界中では年間800万トンもの海洋ごみが流出しているとのことです。
参加した三牧ちひろさんは「ペットボトルとか街でごみ拾いしていても多いので、そいういったポイ捨てが街からなくなっていったら、海にもなくなるのかな。」
藤井蔵吉さんは「街のごみが海に集約されていることだと思うので、それぞれが街のごみを少しずつなくせば、海もだんだんきれいになっていくと思うので、今やっている活動がより有意義なものになると思う。」と話していました。
出勤前に行われるこの活動。
参加者が増えてきているといいます。
また、回を追うごとに、街中のごみは減ってきているそうです。
徳山あちこちクリーンプロジェクトの西本恵三代表は「清掃して街がきれいになるのはもちろんだが、清掃だけが目的でなくて、行き交う人と挨拶を交わして、お互いがコミュニケーションをとって明るい街になれば。」と話していました。
街がきれいになると、街を歩きたくなる、街に笑顔があふれる。
ステキなことはつながっていきますね。
8月31日(月)KRYさわやかモーニング 放送