山口放送では、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」に合わせて海の魅力を見つめなおす企画をシリーズで放送しています。
今回は、7月28日(日)に行われた、親子で海に親しむイベントを紹介します。
「B&G2019親子3S体験キャンプin周防大島」には親子33人が参加しました。
3SのSは「SEA」「SHIP」「SURVIVAL]などの頭文字からとっています。
このイベントは山口県地域海洋センター連絡協議会などが主催し、海と日本プロジェクトの取り組みの一環として開かれました。
参加者はまず海岸清掃から始めました。
ゴミは種類ごとに分別しながら拾い、およそ10分で多くのゴミが集められました。
「ペットボトルが一瞬で満杯になった。こんなに海にゴミがあるんだなって思った。」
「海にゴミを捨てたら人の迷惑になるから、絶対に捨てないようにしたいと思いました。」と、親子で海洋ごみについて話し合っていました。
1泊2日の日程で行われた今回のキャンプ。
2日目のこの日は、マリンレジャーが中心です。
水辺で自分の身を守る安全教育も行われました。
指導したのは、山口ライフセービングクラブの小林さんです。
海などで溺れたときは無理に泳いで帰ろうとせず、助けが来るまで「浮いて待つ」ことが大切です。
子どもたちは、実際に靴の浮力を使って浮く練習をしました。
海洋レクレーションでは、カヌーやSUPの乗り方を習い、漕ぐ練習をしました。
すぐに前に進むコツを掴みました。
この日の目標は、海岸から1キロ先の無人島に到着すること。
参加者はカヌーやバナナボートなどで無人島を目指します。
出発からおよそ30分後、全員が到着し、目標を達成しました。
「無人島は聞いたことない島だったからどんなのかと思ったら、人がいなかったからびっくりしました。」
「なかなか自然の中で遊ぶということが出来なくなってきているので、こういう機会を子どもたちに体験させたいと思い参加したので、良い経験になりました。」
周防大島町B&G海洋センター育成士会の古崎敏雄会長は「この大島の美しい海をフィールドに、子どもたち、それからお父さんお母さん、親子で絆を深めてもらうことと参加者みなさんとの交流を深めてもらって。」
「きょう学んだことで、水の事故が夏休みにはないように過ごしてもらえたらと思っています。」
7月31日(水) さわやかモーニング 放送