山口放送では、日本財団が推薦する「海と日本プロジェクト」に合わせて海の魅力を見つめなおす企画をシリーズで放送しています。
今回は、山口市で5月に開かれた干潟の生き物観察会を力石アナが取材しました。
干潟に住む生き物って・・・?
さぁ、どんな生き物がいたのでしょうか?
山口湾に隣接する山口市のきらら浜自然観察公園。
潮が引いたとき、1日数時間だけ干潟が現れます。
5月26日(日)「干潟の生き物観察会」が行われました。
まず、レンジャーの渡邉徹さんが参加者に干潟の生き物の役割について説明しました。
このイベントはここ数年開かれていませんでしたが、過去の参加者からの強い要望により、今回9年ぶりに開かれることになりました。
力石アナも長靴をはき、バケツとスコップを手にして参加しましたよ。
干潟に入ってみてどうだったかな?
参加者たち「楽しかった。いろんな生き物がいて。」
「カニ見つけられて、うれしかった。」
参加者およそ40人で見つけた干潟の生き物。
それぞれの特徴をレンジャーが解説してくれました。
こちらはテッポウエビ。
片方のはさみでパチン!と大きな破裂音を出します。
その音で他の生き物を威嚇したり、気絶させたりします。
つづいて、ハクセンシオマネキ。
はさみの大きさでオス・メスを見分けます。
片方だけ大きのがオスです。
今回の観察会では、およそ10種類100匹以上の生き物を見つけることができました。
力石アナ「干潟の生き物の役割は?」
渡邉さん「汚れた水をきれいにてしています。そういう意味で大事な存在です。われわれ人間ができることは、干潟の生き物を知ること、水を汚さないこと、ごみを捨てないことですよね。」
自分で見つけて、観察して、生き物について学びました。
どろんこになったからこそ学びも深くなったし、干潟の味わいを十分に楽しめたことでしょう。
もっとじっくりゆっくりと生き物を観察したい方!
園内では生き物たちを水槽に入れて展示しているので、どうぞ観察にいらしてくださいね。
6月5日(水) さわやかモーニング 放送