日本さばける塾inやまぐちが11月3日(水)に開催されました。
今回さばいたのは、アジとカマス。
魚さばきの基本とされるアジをさばいてつみれ汁に、カマスは棒寿司にしました。
参加者のみなさんは、一匹の魚と向き合い、じっくりと時間をかけて料理を作り上げていました。
この模様は、11月12日(金)の熱血テレビ(午後4:50~)内で放送します。
さばける塾は、魚をさばくという調理技法を次世代を担う子どもたちへつなぎ、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐ取り組みの1つです。
小学生とその保護者ペア16組32人が参加し、アジとカマスのさばき方を学んでいきました。
アジは魚をさばく基本、カマスは今が旬です。
講師たちの指導の下、参加者の皆さんはそれぞれに魚をさばきました。
約1時間半かけて完成したのが・・・アジのつみれ汁、カマスのあぶり棒寿司、それに山口県の郷土料理のけんちょう、ゆずきちプリン。
一匹の魚と向き合うことで海の恵みへの感謝、親子で協力しながら料理を作った達成感を味わい、会話も弾んでいるようでした。
また、海の学びでは、大津緑洋高校水産科学部の生徒たちによる研究発表も行われました。
ウニの一種” ガンガゼ ”が増殖し、海藻を食べつくす”磯焼け”が問題となっているといいます。
水産科学部ではガンガゼを食品に利用するためにさまざまな研究を行っています。
ふるさとの海で起きている環境の変化もしっかりと学べましたね。
「日本さばける塾inやまぐち」の模様は、11月12日(金)のKRY熱血テレビ(午後4:50~)内で放送します。
ぜひご覧ください。