山口放送では、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」に合わせて、海の魅力を見つめなおす企画をシリーズで放送しています。今回は、7月7日(日)に阿武町で行われた、海を泳ぎながら眺めながら楽しめる競技をご紹介します。
阿武町で開かれたのは今回が2回目の開催となる「ABUスイムラン」。
スイムランは文字通り、スイムとランを連続で行い、タイムを競う競技です。
今年は全国各地から去年の倍以上となる、およそ160人がエントリーしました。
「ネットで見たら阿武のきれいな海が出ていて、去年くらいから(出場を)決めていたんです。」
「笑顔でゴールしたいと思います。」
「きれいな海を楽しんで、あとスイカが出るみたいだからそれを楽しく味わいたい。」と参加者たちも意気込んでいまいた。
スタート前の最終コール。
名前を呼ばれた選手が続々と入場します。
78番・石飛嗣男さんは参加最年長の76歳。
競技はスイムから始まります。
花田町長の合図で選手が一斉にスタートしました。
スイムランは、スイム・ラン・バイクで競うトライアスロンと比べると自転車を使わないためビギナーでも手軽に参加することができます。
去年はスイム1.5キロ、ラン10キロのロングの部個人とリレーのみでしたが、ことしは距離を短くしたスイム0.5キロ、ラン4.2キロのショートの部個人も新たに加わりました。
地域の住民も沿道に出て参加者を応援します。
ABUスイムランは参加者と応援する人の距離が近いのも特徴の一つ。
火照った体を冷やす沿道からの水掛けも去年からの恒例となりました。
ゴール前では多くの人が選手をハイタッチで出迎えます。
続々と選手が笑顔でゴールしていきました。
参加者に聞いてみると・・・。
「楽しくレースできました。ありがとうございました。」
「(海は)ちょっと冷たかったですけど透き通っててすごく泳ぎやすくて、気持ちよく泳げました。」
「来年も出ようと思います。」
ロングの部個人に出場した最年長・石飛さんもゴールしました。
「パンフレットを見ながら名前呼んで応援していただいて、本当に全員が声をかけてくださいます。」
「(体が)壊れない限りはいろいろなところに出たい。」
ゴールした選手たちには阿武町の特産・福賀すいかやそうめんが振る舞われました。
事務局の宮﨑さんは、「今回、いろんなところから参加していただいた方にまずお礼を言いたい。日本海阿武町の美しい海を基にしたスポーツイベントを最大限に発信していきたい。地元みんなでこの海を中心にして街づくりをしていきたい。」と話していました。
7月15日(月) さわやかモーニング 放送