レポート
2023.11.29

【下関市】フグはどうなってる?海はどうなってる?~フグの現状と未来の特別授業~

フグを通して海の大切さを学んでもらう特別授業が11月24日(金)下関市の熊野小学校で行われました。
授業には5年生の児童約120人が参加しました。

講師は水産大学校でフグを研究している高橋洋教授です。
この授業は、日本財団が推進する海と日本プジェクトの一環で行われたものです。

フグの生息域が変化すると・・・

高橋教授は「日本列島の周りの海の海水温が上がっている。びっくりでしょ。フグが北海道で獲れる。」と、海の現状を話しました。
また、生息域が変化することで雑種のフグが増えていて、市場に雑種が流通しないようフグを見分ける”目利き”の力が重要だと説明しました。

授業を受けた児童は「南から北へフグが移動して、北海道が一番獲れるようになったからびっくりしました。」と話していました。

授業の教材として、読売新聞のパノラマ版特別号が使用されました。
今年7~8月に県内の小学生たちによる”フクワク調査隊”が行った体験学習の様子やフグに関する様々な情報が盛り込まれています。
写真やイラスト、グラフなどから、フグを通して海の現状と未来をわかりやすく学ぶことができます。

熊野小学校では今後も海について考える授業を行っていくということです。

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