レポート
2023.07.18

【下関市】フグを通して海にもっと関心を

下関を代表する魚=フグを通して、地域の食文化や海をとりまく環境について考えるイベントが、7月12日(水)に下関市で開かれました。
このイベントは、「食」をフックに地域の海の課題をその地域に広く伝えていくプロジェクトで、昨年度に引き続き今年度も始まりました。
今回は若い世代や子どもたちに自分たちの海の課題を知ってもらおうと、学生も含めて約50人が参加しました。

フグは下関の重要な食文化の一つ

プロジェクトでは、昨年度飲食店と連携し、サバフグを使った洋風天ぷら「サバフグフリット」の提供に取り組みましたが、今年度は対象を天然のフグに広げて実施します。

また、市内にある下関短期大学保育学科の学生に子どもたち向けの教材を作ってもらい、保育園などでの実習で活用してもらうということです。
教育と食育はつながりが深いので、子どもたちがフグを通して海を楽しく知るといいですね。

柳川舞・実行委員長は「自分が好きだから大切にしたいという思いをフグを通してできるのではと思っています。」と話していました。

会場では、サバフグフリットと下関の海の恵みをイメージしたカクテルの試食・試飲が行われました。
フリットには塩やアオサといった地元の食材も活用しています。
試食した人からは「身がぷりぷりとして弾力があり、アオサの風味がフグのうまみを増フクさせていて美味しかったです。」という感想がありました。

新しいフグの食文化が広まることが期待されます。

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