レポート
2019.04.22

【下関市】捕鯨船団 下関へ帰港

IWC=国際捕鯨委員会から脱退し、日本は今年7月商業捕鯨を再開します。
南極海での最後の調査捕鯨を終えた船団が下関に帰ってきました。

最後の調査捕鯨を終え、帰港

  1. キャッチャーボート2隻
  2. 式典の様子
  3. 商業捕鯨の沖合操業の基地へ

3月31日(日)下関には、キャッチャーボート2隻と調査母船・日新丸が入港し、式典が行われました。
船団は、去年12月から南極海で調査捕鯨を行い、クロミンククジラ333頭を捕獲しました。

日本は、IWC=国際捕鯨委員会から脱退し、今年7月から商業捕鯨を再開するため、およそ30年に渡って行われた南極海での捕獲調査は終了します。
また、下関市は商業捕鯨の沖合操業の基地となります。

前田市長は「船団が下関から出港し帰ってくることになりますので。
多くの乗組員が下関に住み、下関を盛り上げてくれるものと期待している。」と、
話していました。

会場では、
「商業捕鯨が再開されるのは、我々の悲願でありますのでうれしく思います。」
「調査捕鯨から商業捕鯨に変わるのに、経験した人がいないのでどうなるんだろうという不安がある。」
「商業捕鯨ということなわけですから、採算ベースで物事がまわりだすように支援していきたい。」

と、商業捕鯨再開への期待と共に不安の声も聞かれました。

調査の副産物であるクジラの肉は、すべて下関に陸揚げされることになっています。

 

 

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