「やまぐちほろ酔いシリーズ」第1弾、「ほろ酔いさば」と名付けられたこのお魚、普通のサバと何が違うかというと…エサなんです!
県は2年前からブランド化による販路の拡大を目指し、酒粕を養殖魚のエサとして利用。第1弾として養殖のサバを通常のエサを与えたものと比較しながら、エサやりの頻度や期間、酒粕の配分などの研究を進めてきました。
2月8日に設置された協議会は、県や県漁協、県酒造組合などで構成されています。「やまぐちほろ酔いシリーズ」のサバは…
・酒粕が20%以上のエサを15日以上与えたもの
・エサやりを終えてから1週間以内に出荷されたもの などと策定されました。
協議会の渡辺英典会長によると、「酒粕を添加した方が生臭さが少ない。味も甘い感じがしたので、魚が苦手な人も食べやすいのでは」とのことでした。
「ほろ酔いさば」は、今年秋の出荷を目指して準備を進めるということです。県では今後、ウマズラハギやアユでの試験を進め、魚の種類を増やしていきたいとしています。