海のごみ問題の解決に向けて日本財団と東京大学が共同で取り組むことなり、東京で会見が開かれました。
5月14日(火)東京大学で開かれた共同記者会見では、日本財団の笹川陽平会長と東京大学の五神真総長が立会人となり合意書を交わしました。
日本財団は「海と日本プロジェクト」と題して、山口放送など全国の企業や団体と連携し、海の環境を守る取り組みを進めています。
新たに東京大学と共同で取り組むのは、近年問題視されているマイクロプラスチックへの対策です。
マイクロプラスチックは、主に海に流れ出たプラスチック製品が5ミリ以下に細かくなったもので、生態系への影響など指摘されています。
共同プロジェクトでは、日本の近海でマイクロプラスチックがどのように発生しているのか実態を解明し、食物連鎖の過程で海洋生物や人間へどのような影響を与えるのかを研究することにしています。