レポート
2021.06.23

【田布施町】馬島へようこそ ~子どもたちが描いた看板が完成~

田布施町馬島の案内看板がリニューアルしました。
新たに生きもの看板も登場です。
子どもたちが描いたイラストは、島の温かさを感じさせてくれますね。

一昨年開かれたイベントで島の生きもののイラストを描く子どもたち

田布施町馬島は、田布施町麻里布漁港から船で約10分、人口約30人の小さな島です。
夏は海水浴、春から秋はキャンプに訪れる人でにぎわいます。

馬島を紹介する島の案内図は、20年以上も前に作られたものでした。
看板を新しくして、島への愛着を持ってほしいと、一昨年夏に「うましまの生きもの看板をつくろう」というイベントを開きました。
参加したのは島外の子どもたち。
海遊びなどをしながら島を楽しみ、2日間かけてイラストに取り組みました。
生きものの写真をよく観察しながら、一つひとつ丁寧に描き上げていきました。

馬島にすむ生きものたちを紹介する看板も完成

あれから、約1年半。
ことしの春にようやく看板が完成しました。

島の案内看板は、麻里布漁港と馬島渡船場の2か所に設置されました。
大きさは、たて90cmよこ120cm。
島の施設や名所などが描かれています。

島にすむ生きものを紹介する看板も完成しました。
描かれているのは、イソギンチャク、カブトガニ、タイ、アジ、カラスバト・・・など。
こちらは、キャンプ場近くに設置されています。

色鉛筆や絵具で色彩豊かに描かれています。
こんなにたくさんの生きものがいるんだと、美しい自然が残されていることを改めて感じさせてくれますね。

イベントを主催した藤田枝里香さんは「イベントは形には残りませんが、今回は”看板”という形に残るものになりました。いろんな子供たちに参加してもらい、馬島に関わってくれたことをとても嬉しく思います。」と話していました。

素朴で温かな島が魅力の田布施町馬島。
子どもたちの手作り看板が出迎えてくれます。
心和むおもてなしですね。

の~んびりと島を散策したくなりました。

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