レポート
2018.06.01

【長門市】新しい名物へ「海うなぎ」

ふっくらとしておいしそうなうなぎの蒲焼。
実は・・・海水で育ったうなぎ、その名も「海うなぎ」です。

全国的にも珍しいそのうなぎは、長門市の建設会社が育てています。

海水で育てる「海うなぎ」

  1. 安藤建設の安藤雄紀さん(右)
  2. 生け簀の中の海うなぎ
  3. 全国的にも珍しい養殖法

海うなぎを養殖している長門市の安藤建設です。
海の側という利点を生かし、およそ30年前から養殖部門を設けてフグやヒラメの養殖を手掛けています。うなぎの養殖にチャレンジしたのは3年前です。

そもそも、うなぎは海で産まれて海から川へとやってきて成長します。
つまり、元々海水でも生きる能力をもっているんです。

この会社では、育ちが悪く規格外になる稚魚を仕入れ、海水で育てる取り組みをしています。
基本的に淡水養殖が多い中、全国的にも珍しいこの養殖法。
海水で育てるメリットについて聞いてみました。
「川魚になるので独特の臭みがあるんですけど、海で育てることでその臭みが無くなるということと、塩水につけて養殖しているので病気になりにくい。」
薬を与えずに養殖できることが、かなりの強みだそうです。

去年からは本格的な出荷も始まり、地元長門市の特産品としてふるさと納税のお礼の品にもなっています。
また、道の駅センザキッチンでは海うなぎを気軽に味わえるお店もオープンしました。

海水で育った海うなぎは、珍しさと味で勝負。
注目度はうなぎのぼり!見逃せませんよっ。

 

 

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