5月27日(木)上関町の児童が学校で育てたヒラメの稚魚を海に放流しました。
4月20日(火)光・熊毛地域栽培漁業協会から上関小学校へヒラメの稚魚が贈られました。
小学校では、エントランスに水槽を置き、ヒラメの稚魚15匹を3年生12人が餌やりや水の交換をしたり、成長の様子を観察してきました。
贈られたときには、平均で体長が約3cm、重さ0.3gだったものが、約7.4cm、3.3gにまで成長しました。
約1か月経ったこの日、町内にある海水浴場から放流しました。
この取り組みは、上関町の素晴らしい自然環境を体験してもらい、ふるさとへの愛着を持ってもらおうと、ことし初めて行われました。
児童は、バケツに1匹だけ入ったヒラメを優しく海に帰していました。
このあと、児童は栽培漁業協会が育てた稚魚1000匹も放流しました。
6月からは、タイやクルマエビを育て、また海に放流する予定です。
自分たちが世話をして見守ってきたヒラメ。
海へ帰したときは、少しさみしさがあったでしょうか。
生き物にふれあったことで、命の尊さも学べましたね。