新入生に注目!です。
6月2日(木)上関町のかみのせき学苑上関小学校で行われた、少し時季外れの入学式。
在校生が見つめる中、紹介された新入生は・・マダイ🐡とクルマエビ🦐です。
水槽の中にいる新しいお友達、みんなで仲良く楽しい学校生活を送ってくださいね。
マダイの子ども8匹、クルマエビの子ども8匹。
どちらも1か月前に生まれたばかりです。
マダイは町の魚に定められていて、クルマエビは町の特産品の1つです。
入学式では、森本博美校長が「マダイ8匹とクルマエビ8匹の入学を許可します。」と宣言しました。
これまでは光・熊毛地区栽培漁業センターで育てられてきましたが、この日からは上関小学校の児童です。
ピカピカ✨の~♪♬ですね。
在校生の代表が「私たちはとても楽しみにしていました。この上関小学校はとてもきれいな海が見えます。私たちは海がとても好きです。きょうから小学校の生活を一緒に楽しく過ごしましょう。」と歓迎の言葉を送りました。
今回、お世話をするのは3年生と5年生です。
新入生たちが小学校で過ごすのは、約40日間🏫。
1日3回のエサやりと1週間に1回の水替え、エサの量や水温などを記録に残していきます。
「仲良くちゃんと育てて、一緒に過ごそうと思います。」
「よく形とかを見てどんな時にエサを食べるのかとかを見れたらいいなと思います。」と、水槽の中の新入生たちをじっくり観察しています。
栽培漁業センターの谷村誠児・事務局長も「最初の1週間、子どもたちも学校に慣れないように。魚たちも最初の1週間うまく乗り切ってくれて、最後まで無事に卒業してくれることを願っています。」と話していました。
この新入生たち、卒業は夏休み前になりそうで、マダイは6~7㎝、クルマエビは5~6㎝ほどに成長するということです。
マダイとクルマエビを新入生として迎え入れた子どもたち。
生きもののこと、地域のこと、環境のこと、たくさんの学びがありそうですね。