5月ということで、鯉のぼり🎏にまつわるリポートをいくつかご紹介しました。
最後を締めくくるのは、島に掲げられた鯉のぼりについてです。
大きな鯉のぼりが久しぶりに5月の空を泳いだ場所があります。
そこは、上関町の離島・祝島。
親子で引き継がれた大きな鯉のぼりが島を訪れる人たちを出迎えていました。
祝島は、上関町室津から定期船で約30分の離島です。
島の海辺の広場に大きな鯉のぼりが立てられました。
個人の鯉のぼりで、島にこれだけ大なものが立てられたのは24年ぶりとなります。
この鯉のぼりは、元々島で生まれ育った清水康博さんの初節句にと用意されたものでした。
そして、鯉のぼりは受け継がれ、今は昨年7月に生まれた康博さんの長男・舷暉くんのものとなりました。
父・康博さんの名前の上に舷暉くんの名前を上書きをして飾られました。
以前は端午の節句が近づくと島中に鯉のぼりが立てられていましたが、子どもは減り鯉のぼりを立てる家も少なくなったということです。
清水康博さんは、「(島の人は)せいが良いねと喜んでくれる。」「将来、大きくなって鯉のぼり立ててもらったなっていうのが分かる年齢までは立てたいなと思う。」と話していました。
海風を受けて元気に泳ぐ鯉のぼり。
舷暉くんがこれからも健やかに大きくなりますように🎏