下松市笠戸島のひめきパーク笠戸島に、ひらめのオブジェが登場しました。
高さ190㎝、重量18㎏、台座の部分12㎏、アルミ合金製です。
このオブジェは、新幹線の先頭車両の製造で知られている株式会社・山下工業所が製作し、下松市栽培漁業センター竣工1周年を記念して下松市に寄贈されました。
アルミニウムなどの金属板をハンマーで叩いて形成する”打ち出し板金”という技法が用いられています。
オブジェのモチーフとなったのは、くだまつ笠戸島マリンイカダレース大会のイメージキャラクター”ひらめっこ”です。
イラストでのひらめっこを3次元の立体的な像に起こすために、徳山高等専門学校の学生たちに協力を仰いだということです。
製作期間は約2か月。
体のなめらかな曲面は、熟練の技術の賜物です。
アルミ合金という金属ではありながら、どこか温かみと柔らかさを感じますね。
まん丸の目もとても愛くるしく、光を受けてキラキラ光る様子も目を引きます。
2020年2月にリニューアルした下松市栽培漁業センター。
つくり育てる栽培漁業、代表的な観光資源である笠戸ひらめ、笠戸とらふぐなどの養殖に取り組んでいます。
新たに誕生した施設であるひらめきパーク笠戸島では、広さ約71平方メートルのタッチングプールが人気を集めています。
笠戸島近くの海に住む魚などが泳いでいて、はだしで入り触れ合いながら楽しむことができます。
また、笠戸ひらめの餌やり体験もできます。
アルミ合金製のひらめのオブジェ、ひらめきパーク笠戸島のロビーに設置されています。
大きな口を開けて、みなさんを待っていますよ。