6月4日から10日までは、歯と口の健康週間でした。
みなさん、日ごろからお口の健康を大切にしていますか?
こちらはトラフグの稚魚たち。
定期的な検診かな?と思っていたら・・・。
「パチン!」と勢いのある音がしてきました。
音がする方を見てみると、作業する人の手の中にムギュっとしたトラフグの稚魚の顔が。
そして、口の中にハサミ✂が入り込み、パチン!
歯を切る音でした。
これは「歯切り」という作業です。
フグ同士が傷つけ合わないようにする大事な作業です。
トラフグの養殖が行われている下松市栽培漁業センターでは、長崎県から仕入れたばかりのトラフグの稚魚約3500匹の歯切り作業が行われました。
上下それぞれ2枚合わせて4枚の歯が生えているトラフグ。
そのままにしておくと、養殖いかだの網を食い破ったり、フグ同士で傷をつけあったりする可能性があるといいます。
また、仕入れてすぐに下の歯を切るのは、エサを早く食べてもらうためだといいます。
センターでは、このトラフグを約2年かけて1㎏以上に成長させ、下松市を中心に出荷するということです。