もしも、海で事故が発生してしまったら・・・。
万が一に備え、下松市消防本部と徳山海上保安部、山口県航空隊が合同で訓練を行ったのじゃ。
すばやく救助するため、みな連携確認をしておるのじゃ。
事故は起きてはならぬのじゃが、起きたときのため、各部隊頑張っておるのじゃよ。
下松市消防本部と徳山海上保安部、山口県航空隊の3部隊による合同訓練は
下松市笠戸島の沖合いで貨物船と遊覧船が衝突し、乗客がケガをしたという想定で
始まりました。
この訓練は、下松市と市内の造船会社が災害時の応援協定を結んでいることから、
消防と徳山海上保安部、山口県航空隊も参加して、毎年行われています。
訓練では、担架を背負った航空隊員が駆けつけ、海上保安部の巡視艇で事故現場
に向かいました。
防災ヘリよりも早く現場に向かうことで、けが人の状況を把握し、
引き上げの準備を行うことができます。
今回の訓練では、災害時の連絡手段として「防災相互波」が使われ、
参加した全ての機関が共通の周波数に合わせて、無線で連絡を取り合いました。
「海上保安部は海の警察。救急、医療活動は救急隊が必要になってくるので、
今後もこういった連携が必要になってくる。時間配分をもう少し訓練を重ねて
短縮していきたい」
「今後も訓練を続け、それぞれの機関の役割を確認していきたい」
と下松市消防本部は話していました。
イベント名 | 徳山海上保安部、下松消防本部、山口県航空隊による合同訓練 |
日程 | 10月31日(火) |
場所 | 下松市笠戸島 沖合 |