「まるごと角島!ぶち海体験隊」は、海と日本プロジェクトinやまぐちのことしのオリジナルイベントです。
隊員は、県内の小学5・6年生20人。
3回にわたって、角島周辺の海の特徴や問題について学びます。
角島の海はどうしてそんなにきれい?きれいな海を守るには?様々な体験を通して、見て、聞いて、触れて、考えて、発信していきます。
1日目の8月11日(火)あいにくの空模様でしたが、隊員たちは新型コロナウィルス感染拡大防止をしっかり行って、早速プログラムに取り組んでいきました。
まずは、角島灯台を見学です。
角島灯台は、絶景の角島の中でもトップ・オブ・トップの絶景ポイント!
全国に16しかない「のぼれる灯台」の1つで、明治9年の点灯から150年近く経った今でも活躍している貴重な灯台です。
灯台の役割、機能などについて詳しく教えてもらいました。
灯台の光は、約34km先まで届くんですって。
塔の高さは、30ⅿ!!!
灯台にのぼった感想は?
ー「きれいだけど、高いからちょっと怖い。」
お天気がよければ、灯台からコバルトブルーの海が見れたのに・・・、太陽がうらめしく思えたのでした。
続いて、灯台周辺を歩いてみます。
ハマユウなどが、海岸に彩りを添えています。
しかし、よく見てみると・・・。
角島では現在、海岸に中国や朝鮮半島などから大量の漂流物が流れ着くことが問題となっています。
つのしま自然館によりますと、漂流物の中に含まれるプラスチックは海の生態系にも変化を引き起こすということです。
子どもたちに聞いてみました。
ー「ごみがたくさん流れていると知って、ごみ拾いしたり、ポイ捨てしないようにしたり、しっかり分別したりしたいです。」
ー「(角島は)きれいだなと思っていたけど、私たちが知らないところで色んな問題が起きているんだと思いました。」
また、角島で発見された新種のクジラ=ツノシマクジラ、海水の美しい砂浜にしか生息しないユリヤガイなど、角島の自然環境について学びました。
美しい海、砂浜を未来につなげていくために、私たちができることは何だろうか?
次回のぶち海体験隊は9月6日に開かれる予定で、海の磯焼けの原因を探り、海の安心・安全対策を学ぶ予定です。
そして、海の楽しさをぶ~ち満喫するプログラムとなっています。
お楽しみに☆