下関は、アンコウの水揚げ量日本一を誇ります。
5月10日(水)下関漁港でシーズンの終了に合わせてアンコウ供養祭が行われました。
供養祭では、山口県沖の日本海で獲れた体長約60㎝・重さ3㎏のアンコウが祭壇に供えられました。
アンコウは、2隻の漁船が1組になって網をひく「沖合底びき網漁業」で漁獲されます。
下関漁港の去年のアンコウの水揚げ量は289tで、水揚げ日本一は統計を取り始めた2002年から続いています。
ただ、水揚げ量は減少傾向で一昨年の496tと比べると去年は約4割減っています。
これは単価が高かったイカやミズダコ、アカムツなど他の魚種を多くとったことも要因ということです。
今年の供養祭では新型コロナの影響で中止されていたアンコウ鍋の振る舞いが4年ぶりに行われました。
漢字で表記すると「鮟鱇」。
アンコウには、コラーゲンなど美容や健康にもよいとされる栄養成分が豊富に含まれています。
身は脂質が少なく低カロリーな点も、とても魅力的です。
独特な見た目はしていますが、身体にはとっても栄養価値が高い魚なんですよ。