クジラのハンバーガーやパスタが下関市立大学の食堂にバイキングに登場しました。
かたくならないよう加熱時間に配慮した「くじらカツバーガー」。
南蛮漬けにしたクジラ肉を挟んだ「鯨竜田バーガー」。
「くじらとほうれん草のペペロンチーノ」。
食材として使ったクジラはいずれも商業捕鯨で捕獲したニタリクジラです。
これらのメニューは気軽に食べてもらえるクジラの商品を開発しようと、下関商業高校の生徒や市立大学などの学生が1年半かけて考えたもので独特の臭みを感じさせない出来上がりとなっています。
学生は、「美味しいです。食べやすくて。」「臭みとかは全くなくて。普段食べないですけどこうやって食べてみたらすごいジューシーでおいしい。」と話していました。
今回は、9月28日までの試験的な販売でしたが、いずれは大学などで常時販売できるようにしたいという事です。
下関市立大学の岸本充弘特命教授は、「まずは市立大学で常設としてクジラバーガーがいつも販売されているというのが第1だと思うが、それからはレシピを公開して市内のパン屋や飲食店でも販売していただければ。」と話していました。
11月3日(金)開催の市立大学学祭の模擬店でも販売されることになっています。