目の前に広がるのは、関門海峡。
頂くのは、トラフグの刺身です。
子どもたちにとって、忘れられない1日となったでしょうね。
下関の特産品の代表であるフグ。
ふるさとの味を知ってもらおうと、市内にあるフグ加工会社の畑水産が子どもたちにフグ刺しを無料提供しました。
社長の畑英次さんは、養治小学校の卒業生。
「(下関は)フグが有名なんですと広めてもらえれば。」と、子どもたち100人にフグ刺しをプレゼントしました。
初めて食べた子どもは「初めて食べておいしかったです。おかわりしたいぐらいおいしかったです。」と話していました。
おかわりしたくなる気持ち、と~っても分かります。
しかも、このロケーション。
海の豊かさを身体いっぱいに味わえたでしょうね。
畑社長は「今回食べさせてあげれてよかった。一番の好物は何?と言って”フグ刺し”というような子どもたちが増えていくと、フグ食の文化の普及にもつながると思います。」と、子どもたちの様子を見守っていました。
養治小学校では、海洋教育の一環としてフグについて学習していて、去年、畑社長は講師としてフグのさばき方を披露しました。
そして実際にフグの味を届けたいと、今回フグ刺しのプレゼントを企画したということです。
フグのことを、下関では幸福の”福”と重ねて縁起をかついで「フク」と呼びます。
下関市はフクの取扱量日本一を誇っていて、下関の代名詞とも言えるほど馴染みが深いものです。
絶景の関門海峡を臨みながら、本場の味わいを満喫できましたね。