2月21日、下関市の熊野小学校で、タイ・アユタヤ県の小学生とオンラインで海の環境問題について話し合う授業が行われました。
この取り組みは、子供たちに海を取り巻く環境問題について考えてもらおうと、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で行われました。
まず熊野小学校の子供たちが、海の環境について調べたことを、海で暮らす生き物の立場になって考え発表しました。
(マンボウの立場になって発表)「人間に言いたいことは、ごみを海に捨てないで!ごみがあると間違って食べてしまったり、病気になったりして苦しいよ」
発表を聞いたタイの子供たちは「タイでも海や川にごみの問題がるので、ごみを捨てないように呼び掛けたい」と話していました。
授業を終えた熊野小の子供たちは「悪さをしていない魚がプラスチックとかごみの問題で死ぬのはかわいそうだと思った」「世界中でSDGsとか取り組んでいるので協力したい」と感想を語ってくれました。
主催した「下関SDGsプロジェクト」は、「環境を守ることは自分の未来を守ることにつながる。海の環境問題を身近なものとして考えてほしい」と話していました。