東アジア最大のクルーズ客船が5月22日、下関に寄港し、船内が公開されました。
下関市の長州出島に入港したのは、
全長348mのクルーズ客船「オベーション・オブ・ザ・シーズ」です。
この日、初寄港に合わせて船内での歓迎の式典が開かれ、市から記念の盾などが贈られました。
「オベーション・オブ・ザ・シーズ」は18階あり、建造費は下関市の一般会計を上回る1650億円。
船内には1300人収容できるシアターやプール、カジノなどがあります。
また、船は香港を出発し博多や長崎を経由して下関に入港していて、
香港やイギリス、オーストラリア人などおよそ4400人が乗船しています。
ツアー用の観光バスも50台用意されましたが、県外に向かったのは2台で、
他の48台は下関市長府や角島、秋吉台を巡ったということです。