房総半島沖などで商業捕鯨を行う船団が5月26日(火)下関を出港しました。
操業期間は、およそ2か月です。
下関を出港したのは、捕鯨母船の日新丸、それにキャッチャーボートの勇新丸と第3勇新丸のあわせて3隻です。
5月26日(火)午前9時前に、勇新丸が市内彦島の造船所を出港しました。
日本はIWC=国際捕鯨委員会を脱退し、去年7月から商業捕鯨を再開しています。
船団は、紀伊半島沖から房総半島沖の海域などで操業を行い、ニタリクジラを中心に120頭程度の捕獲を目指します。
また、新型コロナウィルスの影響で出港式は行われず、約110人の乗組員は2週間前から船に乗り込み、毎日体調や体温の確認を行って、出港に備えてきたということです。
操業は7月末まで行われ、その後下関に戻ってくる予定です。
捕獲したクジラの肉などは、下関に陸揚げされる予定です。