レポート
2019.06.18

【下関市】捕鯨船団の基地化を国に要望

商業捕鯨に向けての動きです。
日本は、これまで南極海で行ってきた調査捕鯨を今年7月スタートさせます。
この商業捕鯨の再開を前に、下関市が引き続き捕鯨船団の基地に位置づけられるよう、5月23日(木)県と下関市が共同で国に要望しました。

捕鯨船団の基地に位置づけられるよう国に要望

農林水産省を訪れた村岡知事と下関市の前田市長は、濱村進政務官に下関市が捕鯨船団の基地としてクジラ肉を安定的に陸揚げできるよう要望しました。
下関市は、これまでキャッチャーボートの基地として、また調査の副産物としてのクジラ肉を陸揚げするための港として役割を果たしてきました。
7月からの商業捕鯨では、水産庁が3種類のクジラの捕獲数を定めることにしていて、鯨の肉は釧路と仙台、下関などで陸揚げを予定しています。

前田市長は、下関市が引き続きクジラ肉の流通拠点として位置づけられるよう要望しました。
また、老朽化の進む母船=日新丸に代わる新たな母船を下関で建造し、下関を母港とすることも併せて要望しています。

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