6月25日(金)下関市豊北町の粟野川にアユの成魚が放流されました。
釣り客に楽しんでもらうとともに、産卵するアユを少しでも増やしたいという狙いからです。
放流が行われたのは、下関市豊北町を流れる粟野川です。
粟野川漁協の組合員が体長12cm前後のアユの成魚約15000匹を流域6か所に放流しました。
漁協では、毎年4月にアユの稚魚を放流していますが、ブラックバスやカワウに食べられる被害が出ています。
去年から始めた成魚の放流には、釣り客に楽しんでもらうとともに産卵するアユを増やしたいという狙いがあります。
去年は成魚の放流の効果もあってアユが多かったといいます。
岩本憲慈・粟野川漁協組合長は「親魚が増えて産卵をたくさんして、そして来年も春に遡上するアユが増えればいいなと思っている。粟野川の再生をかけて頑張っていきたい。」と話していました。
漁協では、去年は中止したブラックバスの駆除を目的とした釣り大会を今年は7月末に開催する予定です。