4月14日(日)下関市豊北町を流れる川に地元の子ども達がアユの稚魚を放流しました。
下関市豊北町などを流れる粟野川では、地元の漁協がアユの遡上にあわせて毎年、この時期に稚魚を放流しています。
この日、地元のこども園の園児らがアユの感触や匂いなどを確かめた後、体調8cmほどの稚魚を川に流していきました。
「いいにおい。ぬるぬるしてる~っ。」
「こわい。こわい。」と、子どもたちの反応はさまざまです。
小さなバケツの中で飛び跳ねるアユの稚魚。
子どもたちの手によって川へ放たれたアユは、勢いよく泳ぎ出していきました。
漁協では粟野川の流域5か所にあわせて3万匹の稚魚を放流しました。
今後、成魚の放流も検討するという事です。
子どもたちは 「アユさん元気でね~。」 と声をかけていました。
今年もすでにアユの遡上が始まっています。
漁協の関係者は、「アユはきれいな川でしか育ちません。ごみを捨てないようにしましょう。」と呼びかけていました。
きれいな川はきれいな海へとつながっていきます。
アユ漁は6月1日に解禁されます。