いま、日本各地の灯台をキャラクター化し、灯台の魅力を伝えようという「燈の守り人(あかりのもりびと)」プロジェクトが進んでいます。
この度、下関市の角島灯台のキャラクターが完成し、お披露目されました。
こちらが、キャラクター化した角島灯台です。
ぶっきらぼうですが、忠誠心が強い青年。
140年以上の歴史を持つことから、格式高い服を身にまとい、持っている剣の柄には角島灯台の特徴であるフレネルレンズが使われています。
この取り組みは日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として企画されたもので、11月17日(水)「燈の守り人」製作委員会の柴田英知プロデューサーが下関市の前田市長を表敬訪問し、キャラクターの贈呈式を行いました。
今後下関市では角島灯台のキャラクターを自由に活用できるということです。
「燈の守り人」プロジェクトはGPSなどの普及に伴い、役目を終えつつある全国の灯台をキャラクター化し、魅力を再発見してもらおうというもので、今年度は20基の灯台が擬人化されます。
現在、それぞれの灯台が主人公になった音声劇がインターネットで公開中で、来年3月には漫画も連載される予定です。
柴田英知プロデューサーは「地域の皆さんで活用してもらえれば。」と話していました。
下関市では、角島でのマラソンや海の日のイベントなどで活用したいとしています。