捕鯨で栄えた街、下関は、捕鯨船の母港化を目指しています。
5月17日、商業捕鯨の再開に向け、北西太平洋で調査捕鯨を行う
キャッチャーボートが出港しました。
岩手県沖等、北西太平洋での調査捕鯨に向かったのは第三勇新丸です。
大越親正船長は「無事故で目標を達成したい」と決意を述べました。
北西太平洋での調査捕鯨では、
ミンククジラ170頭、イワシクジラ134頭を捕獲する計画で
第三勇新丸は、数日後に調査母船の日新丸などと合流し調査に入ります。
得られたデータは商業捕鯨再開に向けた捕獲枠の算出に利用されますが、
去年の調査でイワシクジラは商業捕鯨再開に十分な生息頭数を確認できたという事です。
調査は8月中旬まで行われる予定です。