県内の小・中学校、高等学校のほとんどで7月20日(金)終業式が行われました。
下関市豊北町の神田小学校では、学校裏にある海岸で「海の終業式」が行われました。
海~っ?!
連日の暑さを考えると、子どもたちには嬉しい!楽しい!1学期の締めくくりですね。
20年前から行われてきた「海の終業式」。
下関市豊北町にある神田小学校の1学期の終業式です。
体育館ではなく、学校裏の海岸。
運動場を隔てて海が広がっていて、学習はもちろんのこと、休み時間も海辺で遊ぶ子どもたちの姿が見られるほど、海に親しんでいます。
田辺校長が「大人になってもこの綺麗な海や空を思い出してほしい。ふるさと神田の良さをいつまでも残していってほしいと思います。」
と、子どもたちに話しました。
式の後は、海遊びです。
海水浴をしたり、地元の漁業者が岩場に放流してくれたサザエを獲ったりしました。
神田小の全校生徒は16人。
来年の春、別の小学校と統合される予定で、海の終業式は今回が最後となります。
「神田の宝物です!」と話す子どもたちにとって、海は貴重な学びの場でもあるんですね。
「ありがとうございました」と、海にお礼を述べていました。
新鮮なサザエのつぼ焼きを味わいながら、子どもたちは1学期の締めくくりをしました。