5月29日(水)光市室積海岸で、山口大学附属光中学校の生徒たちが地引網漁を体験しました。
地域や身近な産業について関心をもってもらうことを目的に県漁協光支店と協力して始めたもので、今年で3回目となりました。
生徒たちは声を合わせて重たい網を力いっぱいに引っ張っていきました。
中には、海に浸かって網を引っ張る生徒もいました。
漁師さんが沖合に仕掛けた網を、海岸から引き揚げる地引網。
1本のロープをみんなで引いていくと一体感が生まれて、どんどん盛り上がっていきますよね。
「1,2、1,2!」の声が波打ち際に響きます。
網を引っ張ること約30分・・・。
網にはどんな魚がかかっているでしょうか?
いました、いました!
イシダイ、ボラ、チヌなど約10種類30㎏ほどの魚が捕れました。
生徒たちは興味津々に見ていました。
「みんなで一緒に力を合わせてできるのが楽しかった。」
「掛け声とかもやったけど、意外と重くて大変だった。」
「僕たちが普段食べている魚がこうやって捕られているんだと感謝の気持ちを持ちながら、ごはんを食べていきたい。」と、様々な発見があったようです。
捕れた魚は地元業者によって加工され、後日給食ですまし汁にして提供されるということです。