徳山動物園からのお知らせです。
フンボルトペンギンのヒナはオスのタンポポと、メスのローズの間に5月8日に生まれました。
園内とTwitterで愛称の募集を行っていたところ、投票の結果「ミズキ」と名付けられました。
5月に咲く花=ミズキに因んでいます。
誕生してからこれまで、巣箱の中で両親に大切に育てられていたミズキ。
7月16日(日)無事巣立ちました。
徳山動物園の佐藤優里さんは、「やっと群れに合流し始めた。巣箱から巣立ったので群れと一緒についていく姿がみられます。まだ子供なので好奇心旺盛に動き回る姿が見ていただけると思う。」と話していました。
ヒナの体重は3㎏ほど。
ほとんど大人と同じ大きさですが、まだまだ自分で餌を食べることが出来ず、食事は親から口移しということです。
性別についてはまだわからず、徳山動物園では涼しくなって血液検査で調べるということです。
フンボルトペンギンは、チリやペルーの海岸や沿岸、暖かいところで生息しています。
比較的暑さには強いということです。
しかし、この暑さはやはりキツイのではないかなぁ・・・と心配にもなります。
お腹の黒い斑点は、人間の指紋のように1羽ごと固有のものです。
ミズキにはどんな斑点があるでしょうか。
ペンギンプールにはアクリル板が設置されていて、水中を泳ぐ姿を間近に見ることができますよ。
空は飛べないですが、水中では猛スピードで飛ぶように泳ぐペンギン🐧。
ヨチヨチ歩きもビュンビュン泳ぎも、よ~く観察してみてくださいね。
4月25日が”世界ペンギン🐧の日”って知っていますか?
南極観測所で毎年4月25日前後に、繁殖期を終えたアデリーペンギンが現れることをお祝いしたことが由来となっているそうです。
今では、絶滅の恐れのあるペンギンの保護活動や環境問題についてみんなで考える日になっています。