港や海の大切さについて楽しみながら学ぶイベント「周南みなとまつり ミナトのミーツ」が、7月16日(日)周南市で開かれました。
会場となった周南市の晴海親水公園は、多くの船が行き交う徳山港沿いにあります。
公園内には、スライダーや水鉄砲で遊べる水遊びエリアや、ウニやヒトデなどの海の生き物に触れられる移動水族館などが設けられました。
ヒトデを手にのせていた女の子は「結構ざらざらな感じ。」と感触を楽しんでいるようでした。
このほか、周南たこを使った特別メニューなどの飲食店のブースもあり、約8000人の人出でにぎわいました。
海と日本プロジェクトinやまぐちもブースを出展し、海の魅力や情報を発信しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。
海の大切さを学ぶコーナーでは、マイクロプラスチックの採取体験を行いました。
市内粭島の海岸の砂に紛れ込んでいるごみを探し出していきます。
きれいに見える砂でも、ふるいにかけていくと・・・様々な種類のごみが見つかりました。
また、細かい砂と同じくらいの5㎜以下のプラスチックごみ=マイクロプラスチックも目に留まりました。
マイクロプラスチックは自然分解されないので、半永久的に海を漂い続け、あらゆる生物に影響を及ぼします。
参加した子どもたちは「(海に)魚を見に来た人がごみがあって魚が見られなかったら嫌だ。」「(漂着物があると)魚たちが苦しむからあまりよくないと思う。拾ったりして作品を作って家に飾るのもいいと思う。」と話していました。
また、海洋ごみに関するクイズでは、親子で海の環境について話し合ういい機会となったよです。
母親が「ごみはちゃんとごみ箱に捨てようね。」と呼びかけると、 子どもが「うん、そうする。」と返していました。
海プロでは、美しい海、豊かな海を次世代に受け継いでいくために、これからもたくさんの情報を発信していきます☆